一番多忙な人間が一番多くの時間をもつ。(アレクサンドル・ビネ)
酒飲みは自分では節酒していると思っているように、 青年たちはみずからを利口だと思いがちだ。(チェスター・フィールド)
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。(ジュべール)
友情は人生の酒である。(ヤング)
私は生きているときに、死以外のあらゆるものに対して備えをしていた。 今、私は死なねばならぬ。そして、まだなんの備えもない。(チェザーレ・ボルジャ)
恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。(伊藤左千夫)
道を知っていることと実際に歩くことは違う。(映画『マトリックス』監督 ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー 1999)
結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。 ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、 あとはずっと鳴かないものだ。(トーマス・フェラー)
私を他の連中と比較しないでいただきたいね。 第一にあなたは私という人間を知っていない。 ――それに、他の連中のことも知っていない。(P・ヴァレリー)
男にふさわしいのは権威であり、女にふさわしいのは威厳である。(シュワルツ)
われわれの人生は織り糸で織られているが、良い糸も悪い糸も混じっている。(ウィリアム・シェイクスピア)
初恋とは少しばかりの愚かさとありあまる好奇心のことだ。(バーナード・ショー)
命短ければ、それだけ涙を見ることも少ない。(西洋のことわざ)
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。(中島敦)
結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。 今考えると、あのとき食べておけばよかった。(アーサー・ゴッドフリー)
女子は月経に支配され、男子は月給に支配される。(長瀬川如是閑)
人生は己を探す旅である。(藤本義一)
世界を恐れるな。ただ自己を恐れよ。(杉浦重蔵)
女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ。(フランクリン)
結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。(ハイネ)
恋の喜びが結局悲しみをもたらすということは、 もういろいろな女の例ではっきりしているんですもの。 私は恋も悩みも両方捨てますから、悪いことも起こらないでしょう。(ニーベルンゲンの歌)
人生には、全てをなくしても、 それに値するような何かがあるんじゃないだろうか。(映画『風とライオン』監督 ジョン・ミリアス 1975)
経験が役に立たないのは、特に恋愛の場合にはなはだしい。(レオトー)
死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである。(クラウディウス)
死の持つ恐怖はただ一つ。それは明日がないということである。(エリック・ホッファー)
与えようとばかりして、もらおうとしなかった。 なんと愚かな、間違った、誇張された、高慢な、短気な恋愛ではなかったか。 ただ相手に与えるだけではいけない。相手からも貰わなくては。(ゴッホ)
女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。(ル・サージュ)
情熱的に恋したことのない男には、 人生の半分――それも最も美しい半分が隠されている。(スタンダール)
笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。(ドイツの格言)
残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。 恋においても、母親としても。(コレット)
私は女性が愚か者であるということを否定はいたしませんが、 全能の神は男性につりあうように女性を作られたのです。(ジョージ・エリオット)
自分自身を愛することは、 一生涯続くロマンスを始めることである。(ワイルド)
結婚は雪景色のようなものである。 はじめはきれいだが、やがて雪解けしてぬかるみができる。(山本有三)
不幸はナイフのようなものだ。 ナイフの刃をつかむと手を切るが、とってをつかめば役に立つ。(メルヴィル)
人生は山登りのようなものさ。 登っている間は人は頂上を見ている。 そして自分を幸せと感じるが、上に着いたが最後、たちまち下りが見える。 終わりが、死である終わりが、見える。(G.モーパッサン)
まことに人生はままならなもので、 生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。(三島由紀夫)
幸福は夢にすぎず、苦痛は現実である。(ボルテール)
その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか。(教会での結婚式の宣誓の問いかけ)
愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。(三島由紀夫)
男はどんな女といても幸福にいけるものです。彼女を愛さないかぎりは。(オスカー・ワイルド)
「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう」 おそらくあなたは永遠に登らないでしょう。(レオ・ブスカリア)
このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、 最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。(ダ・ヴィンチ)
短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋をほろぼす。(ミラボー)
二人のうちどちらかがいるところには、いつも二人ともいるんだよ。(へミングウェイ)
人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪、甘くて、苦い。 そしてそれがすべてである。(A.フランス)
結婚は夫、または妻によって創り出されるものではなく、 逆に夫と妻とが結婚によって創られるのだ。(マックス・ピカート)
天国はすごくいいところらしい。 だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから。(作者不明)
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。 第二の恋人が出来ないかぎり。(ラ・ロシュフーコー)
「人間最高の幸福とは何か」「幸せに死ぬことだ」(アンティステヌス)
女をだますのは昔ほどたやすくない。(J・G・サーバー)
青春の時期は、いつの時代でも恥多く悩ましいものだ。 もう一度やれと言われてもお断りしたい。(吉行淳之介)
人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。(ラ・ロシュフーコー)
あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、 良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす。(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
不本意な結婚をした男にとって、彼女は妻ではない。敵だ。(プラウトウス)
人は異郷に生まれてくる。 生きることは故郷を求めることだ。 考えることとは生きることだ。(ベルネ)
お前がいつか出会う災いは、 おまえがおろそかにしたある時間の報いだ。(ナポレオン・ボナパルト)
学校での成績がよいからといって、社会で認められるとは限らない(イソップ)
ヘルメル 「男はだな、たとえ愛するもののためといえども、名誉を犠牲にすることはできんのだ!」 ノラ 「しかし幾千万の女それをしています」(イプセン)
死はありとあらゆる悲哀の週末なり。(チョウサー)
明るいときに見えないものが暗闇では見える。(アメリカ映画『緑色の髪の少年』監督 ジョセフ・ロージー 1949)
恋愛は戦争のようなものである。はじめるのは簡単だがやめるのは困難である。(メンケン)
安全な道を求める人は、 痛みを与えることのない義手義足に取り替えるために 自分の手足を切り離す人みたいなものである。(ヘンリー・ミラー)
我々はつねに自分自身に問わなければならない。 もしみんながそうしたら、どんなことになるだろうと。(サルトル)
青春期を何もしないで過ごすよりは、青春期を浪費する方がましである。(ジョルジュ・クルトリーヌ)
恋はスペインの宿に似ている。 あるものといえば自分が持ってきたものばかり。(メリット)
真面目に恋をする男は、 恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。(カント)
男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる。(ワイアット)
人生の小さな不幸せは、 我々が大きな不幸を乗り越えていくのを助けてくれる。(エッシェンバッハ)
科学は農薬を生み出すが、それを使うなとは言ってくれない。(アメリカ映画『ジュラシック・パーク』監督 スティーヴン・スピルバーグ 1993)
わたしの人生をわたしはコーヒースプーンで測ってきた。(エリオット)
空はどんな人の上でも青いわ。(アメリカ映画『縮みゆく人間』監督 ジャック・アーノルド 1957)
人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、 生きているということを実感することもできない(M.ハイデッガー)
勇敢な男は自分自身のことは最後に考えるものである。(フリードリヒ・フォン・シラー)
孤独は内に閉じこもることではない。 孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。 孤独の感じは急に迫ってくるであろう。(『人生論ノート』三木清)
貧乏はハシカと同じだ。どうせかかるなら早いほうがいい。 貧乏な家に生まれたことを喜べ。(本田静六)
恋は結婚より楽しい。 それは小説が歴史より面白いのと同様である。(カーライス)
人はある恋を隠すこともできなければ、ない恋をよそおうこともできない。(サブレ夫人)
過去の記憶がお前に喜びを与えるときにのみ、 過去について考えよ。(オースティン)
問題なのは人生ではなく、人生に対する勇気だ。(サー・ヒュー・ウォルポール)
「昨日のことは忘れて欲しいの」「もう遅い。日記に書いた」(アメリカ映画『グッバイガール』監督 ハーバート・ロス 1977)
女は自分の美点のために愛されることにときとして同意するが、 常に好むのは、自分の欠点のために愛してくれる人のほうだ。(A・プレヴォ)
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。(伊達正宗)
友人が成功するたびに、私は少しずつ死んでゆく。(ゴア・ヴィダル)
人間は今だかつて結婚に満足したことがない。 たとえ結婚する当人同士が満足していても、他の人間が満足しないのである。(サーバー)
結婚式もお葬式も同じようなものです。 違うのは、もらったお花の香りを自分でかげることくらいよ。(グレース・ハンセン)
恋は、それが秘密でなくなるとともに、楽しみでなくなってしまう。(アラフ・ベーン)
明日を精一杯生きるより、今日を精一杯生きなきゃいけない。(アメリカ映画『ゴースト』監督 ジェリー・ザッカー 1990)
二人の結婚は美しかった。なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。二人の離婚もまた美しかった。なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。(川端 康成)
男が他の女に恋をしたら、もうなんとも手のほどこしようがありません。 人生とはこんなものです。 どちらに罪があるといった性質のものでは無いんですもの。(イルダ)
僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、 それが全然わからないのです。(太宰 治)
恋の火は、ときとして友情の灰を残す。(レニエ)
我々は翼が欲しいという欲望を持っている。 にもかかわらず結局は空を飛ぶことはできない。 要するに、我々は幸せなのだ。 さもなければ、空気はやがて吸うに堪えなくなるに違いない。(ルナール)
忘れること、それが最上の治療法であり、 恋人との愛をつなぐエチケットです。(宇野千代)
いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、 いかに多くの人が汝より遅れているかを考えよ。(セネカ)
未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである(アラン・ケイ)
過去のことは過去のことだといって片付けてしまえば、 それによって、我々は未来をも放棄してしまうことになる。(チャーチル)
男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。(アントン・チェーホフ)
恋人のいる人間に友情を注ごうとすることは、 喉の乾いている人間にパンを与えようとするようなものだ。(ムーア)
「いいことがある。僕達は結婚しよう」 「もっといいことがあるわ。結婚しないでおきましょう」(アメリカ映画『ジョルスン物語』監督 アルフレッド・E・グリーン 1946)
他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。 ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。(ユダヤの格言)
真の友愛においては、 私は友を自分のほうにひきつけるよりもむしろ自分を友に与える。(ミシェル・ド・モンテーニュ)
自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉が湧きでる。(高山樗牛)
友情とは名ばかりのものだ。 私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。 兄のジョセフだけは少し愛している。 ただし、それも習慣上からである。(ナポレオン・ボナパルト)
人生はつくるものだ。 必然の姿などというものはない。(坂口安吾)
財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。(メルヴィル)
最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。(スチーブンソン)
われわれの生まれ方は一つ。だが死に方はさまざま。(ユーゴスラビアの格言)
平らな道でもつまずくことがある。 人間の運命もそうしたものだ。 神以外に誰も真実を知るものはないのだから。(チェーホフ)
人はその生涯の40年間で本文を著述し、 これにつづく30年間において、前者についての注釈を付加する。(ショーペンハウエル)
当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。(『霊の法則』ラルフ・ワルド・エマーソン)
一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。 だが、死ねば、多くの実を結ぶ。(『ヨハネによる福音書12:24』ヨハネ)
一番だまし易い人間は、すなわち、自分自身である。(パルワー・リットン)
恋は富よりもはるかに強い。 けれど恋はその力を借りなければならない。(アベ・プレヴォ)
真の友は共に孤独である。(ボナール)
人間の自由を奪うものは、悪法よりも暴君よりも、実に社会の習慣である。(J・S・ミル)
一方からあまりに大きな重みをかけると、友情は破壊される。(クニッゲ男爵)
もし神が女性に男性を支配させたいと考えていたなら、 神はアダムの頭から女性を創ったであろう。 また、もし神が女性を男性の奴隷にしようと考えていたなら、 アダムの足から女性を作ったであろう。 だが、神はアダムのわき腹から女性を創り給うた。(アウグスチヌス)
「人生最良の時は結婚式の日だった」「最悪の時は?」「それ以後の毎日」(アメリカ映画『シティ・スリッカーズ』監督 ロン・アンダーウッド 1991)
初恋の魅力は、この恋がいつかは終わるということを知らないことだ。(ディズレーリー)
愛とは決して後悔しないこと(アメリカ映画『ある愛の詩』監督 アーサー・ヒラー 1970)
時の言うことをよく聴け。時はもっとも賢明なる法律顧問なり。(『ブルタルコス』ペリクレス)
幸運といい、不運といい、それは後になって言えることである。 ただ自分がよいと思うところを現実の条件から裏付けし、 あとは勇を鼓して一歩踏み出すだけである。(大川博)
孤独は厚い外套である。 しかし、心はその下で凍えている。(コルベンハイヤー)
最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。 人間は最高のものを決して共存しない。 幸福になろうとする人はまず孤独であれ。(ハーマーリング)
恋は愛らしい花であり、友情は甘い果実である。(コッツェブー)
運命をあざ笑うものが幸運を手に入れるだろう。(ベンジャミン・ディストレイ)
一年の希望は春が決める。 一日の希望は晩が、家族の希望は和合が、人生の希望は勤勉が決める(中国の諺)
しばらく二人で黙っているといい。 その沈黙に耐えられる関係かどうか。(キルケゴール)
安定は恋を殺し、不安は恋をかきたてる。(マルセル・ブルースト)
恋をするとだれでも自分を欺くことから始まり、 他人を欺くことで終わるのがつねである。 これが世の、いわゆるロマンスである。(モーリス・トンプソン)
女の行動に理由なんかないわ。 男は理由を求めて恋を失うのよ。(アメリカ映画『天使』監督 エルンスト・ルビッチ 1937)
自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。 ――こんな軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世の中で最も幸福な人である。(ワナメーカー)
人間は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこには一切の真理が潜んでいる。(ソロー)
恋愛はただ性欲の詩的表現をうけたものである。(芥川龍之介)
結婚生活とはいわば冷蔵庫のようなものである。 冷蔵庫に入っている限られた素材で、 いかにおいしいご馳走を作り出すか、それに似ている。 決して、他人の冷蔵庫を羨ましがらないことだ。(柴門ふみ)
絶望は死にいたる病。(キルケゴール)
死とは、私達に背を向けた、光のささない生の側面である。(リルケ)
理解し合うためにはお互い似ていなくてはならない。 しかし愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない。(ジェラルディ)
「誇りは命を縮めるぞ」「自身過剰もな」(アメリカ映画『誇り高き男』監督 ロバート・D・ウェッブ 1956)
金を持っている人間は、 貧乏人がそのはかない運命を訴えることを聞くのが大嫌いである。(フョードル・ドストエフスキー)
いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん(『論語』孔子)
若いときに苦い水を飲まなかったやつは、ひだちが悪いよ。(山本有三)
愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。(ジョルジュ・サンド)
人は、自然の悪を知ることを学んで死を軽蔑し、 社会の悪を知ることを学んで生を軽蔑する。(シャンフォール)
涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
すべての人間の一生は、神の手によって書かれた童話にすぎない。(アンデルセン)
愛情と欲情が溶け合ったときには、 恋愛はほとんど友情に近い穏やかさをおびる。(アンリ・ド・レニエ)
人間は九ヶ月かけて生きる準備を整えるが、 人間を死に導くには一瞬の間しか必要としない。(ローガウ)
「運」ってやつは、たえず変わる。 いま後頭部にがんと一撃くわせたかと思うと、 次の瞬間には砂糖をほおばらせてくれたりする。 問題はただ一つ、へこたれてしまわないことだ。(A・シリトー)
誰もが自分の選んだ運命や偶然与えられた運命に満足せず、 他の道を歩んだ人々を羨むのはどういうわけだろう。(ホラーチウス)
金持ちの快楽は貧乏人の泪をもって購われている。(トーマス・フラー)
もしも心がすべてなら、いとしいお金はなにになる。(フランク・シナトラ)
人生における大きな喜びは、 君にはできないと世間がいうことをやることである。(ウォルター・バジョット)
青春の失策は、壮年の勝利や老年の成功よりも好ましいものだ。(B・ディスレイリィ)
幸福は対抗の意識のうちにはなく、協調の意識のうちにある。(『文学と倫理』ジイド)
人生とは孤独であることだ。(ヘッセ)
他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」「ありえない」と答えるだろう。それならば、ありえぬことを求めるな。(アウレリウス)
期待なしに恋をするものだけが、誠の恋を知る。(フリードリヒ・フォン・シラー)
離婚は進んだ文明にとって必要である。(モンテスキュー)
どうか僕を幸福にしようとしないで下さい。 それは僕に任せてください。(アンドレ・レニエ)
幸せを語りなさい。 あなたの苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちているのだから。(オリソン・スイート・マードン)
愛は結婚の夜明けであり、結婚は愛の日没である。(フィード)
何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている。(ボビー)
私の人生は、一度もリハーサルのチャンスをもらえなかった公演のようなものです。(アシュレイ・ブリリアント)
私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、 理性は羅針盤、情熱は疾風。(A・ポープ)
学問のある人間が大勢集まってあらゆる機械や薬品を考え出したが、 いまだに女性が原因で起こる病気の薬を考え出そうとした学者はいない。(チェーホフ)
ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。 魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。(中国の諺)
友よ拍手を!喜劇は終わった。(ベートーベン)
これが男というものです。計画だけはみんな悪者ですが、 そのくせ実行となると、弱気になって、それを誠実だというのです。(ランクロ)
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、 彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない。(ソクラテス)
男は法律をつくり、女は風俗をつくる。(セギュール夫人)
愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。(ヘルマン・ヘッセ)
愛はしばしば結婚の果実である。(モリエール)
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。(プラトン)
バラが刺の中に咲くように、恋は怒りの中に咲いて燃える。(アルント)
恋の口説は、できるだけくどくて、長いほうがよろしい。 女の心というものは、決して石でできあがっているものではないのだから。(ロ―ぺ・デ・べガ)
過ぎ去りし麗しき日々は、再び我が元に返り来たらず。(アルフレッド・テニソン)
体のほうはわりと早く許すけど、心はなかなか許さない女もいる。(阿刀田高)
真の幸福は孤独なくしてはありえない。 堕天使が神を裏切ったのは、天使たちの知らない孤独を望んだために違いない。(チェーホフ)
友情は永続的なものの感情を与え、恋愛は永遠的なものの感情を与える。 しかし、両者とも後に残るのものはエゴイズムだけである。(アンリ・ド・レニエ)
体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い。(イタリア・フランス映画『ニュー・シネマ・パラダイス』監督 ジュゼッペ・トルナトーレ 1989)
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。 最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。 わたしは独りでいることを愛する。 わたしは孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。(『森の生活著者』H・D・ソーロー)
男は退屈から結婚し、女は好奇心から結婚する。そして双方とも失望する。(ワイルド)
社会が性格にとって有益なものであると同じように、 孤独は想像力にとって有益なものである。(ローウェル)
他人の後ろから行くものは、けっして前進しているのではない。(ロマン・ロラン)
私は儀礼上人生を受け入れる。 永久の反乱は自殺の崇高さと同様に悪趣味だからである。(E.M.シオラン)
生まれた以上死なねばならぬ、 ということ以外確実なことはなし。(クリティアス)
この世の中で一番強い人間とは、孤独で、ただ一人で立つ者なのだ!(H・イプセン)
恋愛論を得意気に語る奴には、恋人がいない。(『マーフィーの法則』)
人生は将棋のようなものだ。 自分の手中にあるものはチャンスではなく、駒の進め方だ。(P.テレンティウス)
貧乏のいいところは泥棒の恐れがないことだ。(アルフォンス・アレー)
将来を思い煩うな。 現在為すべきことを為せ。(アミエル)
私の人生というこの長い疾病。(ポープ)
恋愛――患者を結婚させるか、 あるいはこの病気を招いた環境から引き移すことによって治すことができる 一時的精神異常。(A.ビアス)
私達は踏みなれた生活の軌道から放り出されると、 もうダメだ、と思います。 しかし、実際はそこに、ようやく新しい良いものが始まるのです。 生命のある間は幸福があります。(レフ・トルストイ)
財産は来るもので、作るものではない。(ヘンリー・フォード)
恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる”満たされない恋”であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする”満たされた恋”である。(コレット)
誰かが覆さない限り、世の中のものは覆らない。(ジェームズ.A.ガーフィールド)
恋には経験というものはない。 なぜなら、そのときにはもう恋していないのだから。(アンリ・ド・レニエ)
誰も称賛してくれる者がいなくても自分のことは自身で称えよ。(バートン)
もし本当に死の精髄を見たければ、 生の実体に向けて心をいっぱいに開きなさい。 なぜなら、川と海が一体であるように、生と死は一体だからである。(ジブラン)
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、 自己を幸福にするために、それらを敢えて考えないように工夫した。(『パンセ』ブレーズ・パスカル)
恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、 恋の苦しみほど嬉しいものはなく、恋に苦しむほど幸福なことはない。(アルント)
金持ちは世界の隅々にまで従兄弟やおばさんをもっている。 貧乏人が持っている親戚は不幸だけだ。(コッツェブー)
亀の肉がさまざまな肉の味わいを持っているのと同じく、 結婚もまたいろいろと変わった味を持っている。 そして、亀が歩みののろい動物であるのと同じく、 結婚もまた足取りののろいものである。(キュルケゴール)
黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ。(鄧小平)
王様であろうと百姓であろうと、 自分の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
一見して人生には何の意味もない。 しかし一つの意味もないということはあり得ない。(アインシュタイン)
私の疲れた心よ。生きるということはなんと困難なことだろうか。(アミエル)
時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。(ベンジャミン・フランクリン)
男というものは……家ではまったく邪魔になります!(ギャスケル夫人)
死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。 ぽっくり死ぬのが一番だ。(ソルジェニーツィン)
恋をして恋を失った方が、 一度も恋をしなかったよりマシである。(テニソン)
未来はすでに始まっている。(ロベルト・ユンク)
人は誰しも、一人で生き、一人で死ぬものである。(ヤコブセン)
若いころは希望の火が赤々と燃えていた。 歳をとると口火がついているだけで幸せだ。(アメリカ映画『我が道を往く』監督 レオ・マッケリー 1944)
正しい結婚の基礎は相互の誤解にある。(ワイルド)
ここには夜と昼とがある。 太陽と月と星がある。 荒地を渡る風ごときものがある。 人生は大変甘美なものだよ。 兄弟達よ。死のうなどとは愚かなことだよ。(ボロー)
自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、 他人の道を間違いなく歩いている人々よりも好ましく思う。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
どの女性も一生に一人、強くて責任感のある男性を必要とする。 この安全を手にすると、彼女は本当にしたいことに取りかかる事ができる。 すなわち、弱くて無責任な男と恋をするのだ。(リチャード・J・ニーダム)
結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。(アレティーノ)
青春は、誉められ過ぎる季節である春に似ている。(バトラー)
我々の人生は我々の後にも前にも、側にもなく、我々の中にある。(プレヴェール)
過去は常に、今から見れば実際の過去より美しく思える。 過去が楽しいのは、過去が今ここにないからに過ぎない。(ピーター・フィンリー・ダン)
愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。(太宰 治)
広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。(スタンダール)
恋は空腹で生き、満腹になって死ぬ。(『マルドッシュ』ミュッセ)
自分こそ正しい、という考えが、 あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。 これほどばかげていて根拠のない考えはない。(J.G.ホーランド)
不幸な人間にとって、死とは無期懲役の減刑である。(アレクサンダー・チェイス)
金がないから何もできないという人間は、 金があってもなにも出来ない人間である。(小林一三)
レモンを手に入れたらレモネードを作れ。 すっぱいからといって捨ててしまうな(ジュリアス・ローザンヴォルド)
我々は、自ら幸、不幸をつくって、 これに運命なる名称をつける。(ジョンソン)
男はあまりに早く人生を知りすぎ、女はあまりに遅く知りすぎる。(ワイルド)
結婚は鳥カゴのようなものだ。 カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて中へ入りたがり、 カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ出たがる。(ミシェル・ド・モンテーニュ)
人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。(フリードリヒ・フォン・シラー)
世間の恋人達を見るがいい。 やっと告白が始まるときにはもう欺(あざむ)いている。(リルケ)
素晴らしい人生、 それは青年時代に考えたことが壮年になってから実現されることである。(A.d.ヴィニー)
ある人たちにとっては幸福なことが、 他の人たちにとっては不幸なのだ。(ラディゲ)
目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる。(ジッド)
人生は苦しむためのものではない。 それはただ、一つの所から別の所へと穏やかに進んで行くものなのだ。 ちょうど、天気のよい日に谷間をゆっくり歩いてゆくように。(スチュアート・ワイルド)
真理は瀕死の人の唇からもれる。(マシュー・アーノルド)
幸せは去ったあとに光を放つ。(イギリスの諺)
ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ。(ウィリアム・シェイクスピア)
神が同棲を発明した。悪魔は結婚を発明した。(フランシス・ピカビア)
恋は熱病のようなのもである。 それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。(スタンダール)
もっとも驚くべき記憶力は恋する女の記憶力である。(モーロア)
運命のなかに偶然はない。 人間はある運命に出会う以前に、自分がそれを作っているのだ。(ウィルソン)
友情の基礎を作るには、まず女と恋をしなければならない。(ヘミングウェイ)
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、 友だちをどれくらい持っているかは言えない。(マルクス・トゥッリウス・キケロ)
人生の賭けで得をしようと損をしようと、 賭けるべき肉が一ポンドでも残っていれば、 私はそれを賭けるでしょう。(ロマン・ラマン)
一足跳びに山の頂上にあがるのも、 一歩一歩としっかりと登ってゆくのも、結局は同じこと。 むしろ一歩ずつ登るほうが途中の草木や風物を見ることができるし、 一歩一歩を慥(たし)かめてきたという自信をつかむことができる。(山本周五郎)
生活するとは、この世でいちばん稀(まれ)なことだ。 たいていの人は、ただ存在しているだけである。(『社会主義下の人間の魂』O・ワイルド)
真理は「時」の娘であり、権威の娘ではない。(フランシス・ベーコン)
真理を尊重するならば、腹背に受難を予期すべし。(デフォ)
きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも、世界のためにきみを失いたくはない。(バイロン)
愛されなかったということは生きなかったことと同義である。(ルー・サロメ)
私が過つと誰でも気づく。私が嘘をつくと誰も気付かない。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
天才の一面は明らかに醜聞を起こし得る才能である(芥川龍之介)
一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ(ジャン・ロスタン)
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。(太宰 治)
自由な人は、すべての強制をにくむ。(ドイツのことわざ)
もし自由社会が貧しい多数の人たちを助けることができなければ、 富める少数の人々をも決して守り得ないであろう。(ジョン・F・ケネディ)
立法者にしろ革命家にしろ、平等と自由とを同時に約束する者は、 空想家か、さもなくば山師だ。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
山は動かざれども、海は常に動けり。 動かざるのは眠の如く、死の如し。しかも海は動けり。 常に動けり。これ不断の覚醒なり。不朽の自由なり。(石川啄木)
個人の自由もつぎの点では制限されねばならない。 つまりかれは外の人達にたいして厄介なものになってはいけない。(J・S・ミル)
人間を自由にできるのは、人間の理性だけである。 人間の生活は、理性を失えば失うほどますます不自由になる。(レフ・トルストイ)
自由であることは、自由であるべく呪われていることである。(サルトル)
アダムは自由が欲しかったから食べたのではなかった。 禁じられていたからこそ食べたのだ。(マーク・トゥエイン)
自由は山嶺の空気に似ている。どちらも弱い者にはたえることはできない。(芥川龍之介)
どんな政治的自由があっても、それだけでは飢えたる大衆を満足させない。(レーニン)
自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである。 人間としての権利を放棄することである。 すべてを放棄する人にとっては、いかなる補償もありえない。(ジャン=ジャック・ルソー)
全くの自由は必然的に頽廃(たいはい)を意味する。(ハーバード・リード)
何かをうまく語ることは、 何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ。 線の芸術と色の芸術とがあるように、 言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない。(『手紙』ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)
人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこに一切の真理がひそんでいる。(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)
金がないから何もできないという人間は、 金があってもなにも出来ない人間である。(小林一茶)
他の富めるをうらやまず、 身の貧しきを嘆かず、 ただ慎むは貪欲、 恐るべきは奢り。(小林一茶)
陰口をきくのはたのしいものだ。 人の噂が出ると、話ははずむものである。 みんな知らず知らずに鬼になる。 よほど、批評はしたいものらしい。(小林秀雄)
賢くなろうとして本や黒板に教えを乞うてはならない。 天と地と林と木の葉とは、本当に子供らを賢くするであろう。(ヤン・アモス・コメニウス)
あなたの内であれ外であれ、 あなたが見るものを変えることなど全く不要。 あなたが見るものを見る目だけを変えなさい。(タデウス・ゴラス)
天才とは、 才能に恵まれた故人である。(エドモンド・ゴンクール&ジュール・ゴンクール)
もし今日の自分が 明日の自分と同じであるならば、 今日の自分は昨日の自分の奴隷にすぎない。 人間の特質はそうではなくて、 日々新しく創造的にきのうの自分を乗り越える、 そこに人間の本質がある。(マリー・ジャン・アントワーヌ・ニコラ・ド・カリタ・コンドルセ)
人生は列車のようなもの。時に遅く走ることは予測のうちだが、脱線だけは困る。(ウィリー・スタージェル)
20歳の時に理想主義者でないような者は心のない人間だ。 だが、30歳にもなってまだ理想主義者なら、そいつは頭が空っぽだ(ランドルフ・ボーン)
人生はB級映画に似ている。 途中でやめようとは思わないが、二度と見ようと思わない(テッド・ターナー)
人生はトランプゲームに似ている。 配られた手は決定論を意味し、どう切るかはあなたの自由意志である(ジャワーハルラール・ネルー)
人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない!(セーレン・キルケゴール)
政治とは、流血を伴わぬ戦争である。一方、戦争とは、流血を伴う政治である(毛沢東)
最も急進的な革命家も、ひとたび革命が起こるや、たちまち保守主義者に化けてしまう(ハンナ・アーレント)
保守主義者とは、何事も最初になされる時は初めてなのだという事実に、 思い至らぬ人である(フランク・ヴァンダーリップ)
48歳より前に悲観主義者になる者は物事を知りすぎ、 48歳を越えてもなお楽観主義者である者は物事を知らなすぎる(マーク・トウェイン)
興味がなければ、何も面白くはない(ヘレン・マッキネス)